Apple TVのファームウェアアップグレードが行われバージョン1.1から2.0になりました。早速使ってみたので写真多めでレポート(画質悪くてすみません)。設定項目が大幅に増えています。
まずは前評判通り、Flickrからユーザーアルバムを呼べるようになっています。パスワード不要なのでIDさえわかれば他人のアルバムでも呼べます。写真の設定項目が大幅に増え、スライド閲覧時に音楽を鳴らすかどうかや写真切り替え時のトランジション(ビジュアル効果)などを設定できるようになっています。
事前のプレスリリースで知らなかったのですが、オーディオの項目にAirTunesが追加されています。Airmac Expressを持っている人には朗報。自分は対応機器を持っていないので未確認。
Apple TVを使ってiTunes Storeから直接楽曲を購入できるようになっています。インターフェースも写真ベースになっていてカッコ良く見やすい。これはいい変更点だと思います。どっかで見たようなインターフェースだなぁと思ったらRimoに似ていますね。
期待していなかったところでうれしいのは、Podcastが格段に機能アップ&使いやすくなっている点。
iTunes Storeと同じ写真ベースのインターフェースで閲覧できます。Apple TVから直接のダウンロードや検索も可能。プロバイダごとやジャンルごとの表示もされていて、iTunesで見るよりも楽しく目的のコンテンツを探せます。
1.1アップデートの時はYouTubeを使いまくりましたが、今回のアップデートはPodcastを使い倒しそうです。Podcastはいまいち使っていなかったのですが、あらためて見ると良質なコンテンツの宝庫。こんなに世界や日本に浸透していたとは…。これはうれしい誤算。
あと、1080pとiTunes Rental HDは環境がないため未確認。
もうちょっと頑張って欲しかった点。
- 日本語検索には未対応
- 音量調節は相変わらずできず
- 自分の楽曲もiTunes Storeのようなインターフェースにして欲しい
- Flickrはユーザーだけでなくグループ指定もできるとなお良い
こんな感じです。
まだ日本ではユーザーを選ぶ製品だと思いますが、新しいApple TVを使う事で定着してきたPodcastの再発見というか本当の使い方を見た気がします。PodcastはYouTubeとは別の点で良質なコンテンツですし、再ブームになる可能性も。Podcastを有効に使えそうな人は今回のアップデートで買って損はないと思います。