ガソリン比較サイトのダウンに見る教訓
ITMediaによると
4月1日の同サイトへのアクセス数は最終的に150万ページビューに達した。これは通常の約15倍、既存のサーバの構成では想定していない規模だという。
その後、サーバのメモリ増設、スペック強化、価格投稿機能に直接影響のない機能の休止、投稿機能の別サーバ化、コンテンツ表示部分の効率化といった対策を施し、事態に対処している。
だが4月4日午後の2時現在もアクセスが集中しており、「メンテナンス中」の状態だ。深夜は落ち着いているが、日中はWEBサーバ、DBサーバに処理能力以上の負荷が掛かっている状況という。
同サイトに限らず、多くのウェブサイトは通常時のアクセス数を基にサーバの構成を決めている。15倍など想定を超えたアクセス数に達すれば、サーバがダウンすることは容易に想像できる
通常のレンタルサーバーや自前のサーバーでいきなり15倍のアクセスに対応するのは至難の業。また、事前に15倍ものアクセスを見込んでシステムの設計をすることもコスト的にどうかと…。
海外ではAmazon EC2をはじめスケーラブル可能なサービスも多く、スタートアップの企業も積極的に採用しているようです。
丁度4月4日にAmazon EC2で自動的にスケールしてくれる、ScalrというサービスがTechCrunchにて紹介されていました(Amazon EC2自体はスケーリング可能だが自動ではない)。Amazon EC2はひと月で$72と専用サーバーとしてはなかなか格安の部類。現在のところ日本にサーバーを置いていないので日本向けサービスにはデメリットがありますが、将来的に日本でもサービス展開される可能性もあるようです。
GoogleもBigTableというデーターベースホスティングサービスに乗り出すようなので、加えてストレージとプロセッシングも提供することも十分考えられます。今後Amazon EC2のようなスケーラブルなウェブホスティング形式が主流になるのかも知れません。価格面のみの優位性だけではなく、突然増加したアクセスに耐えることで信用やリピーターの増加に繋がる訳ですし、サービス提供側としても十分メリットがあるのではないでしょうか。
※他のソリューションとしてContents Delivery NetworkがITMediaの記事では語られていました。参考までに。
via ITMedia
read Scalr:自動的にスケーリングできるオープンソースのAmazon EC2実現努力 / TechCrunch
read Googleが巨大データベース「BigTable」をウェブサービスとして公開か? / TechCrunch
read 秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ: Amazon EC2の新機能ゾーン指定は日本でのサービスの準備となるか?
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ピンバック by GoogleのWebアプリケーションプラットフォーム / Google App Engine | テクトリム — 2008/04/8 @ 11:45 pm